レポート

Posted : 2014.10.14

秋の美の響宴〜久保田一竹美術館

秋は、旅に出たくなる季節ですよね。 東京から日帰り旅行が可能な、富士山が綺麗に見える山梨に観光で訪れてみてはいかがでしょうか?

久保田一竹美術館。

久保田一竹氏は大正6年に生まれました。
小さい頃から美に興味を持ち、芸術の世界に足を踏み入れた久保田氏でしたが、
その後世界大戦に応召されて、シベリアで捕虜として三年間、日々苦しみを味わいました。日本に戻り、20年の長い歳月をかけ、初めての個展を開催することとなりました。
還暦を過ぎての個展となりましたが、
久保田一竹の作品はどれも高い評価を受けました。
海外での出展も数えきれないほど開催し、
全世界の人々が久保田一竹氏の作品に魅了されました。

ここに来て、もう一つの見所は美術館の建築です。
日本の象徴でもある、富士山と河口湖に挟まれ、
インドの古城にも使われた正門をくぐると、
天まで届きそうな竹と小さな滝の庭園が。
そこには、日常とはかけ離れた別世界が広がっていました。
緑があふれていて、とても心が安らぐ癒しのスポットでした。

新館の外観は久保田氏の大好きなスペイン人、ガウディの作品をモチーフに作られました。久保田氏のコレクションしたとんぼ玉が展示されています。
トンボ玉は、穴の開いたガラス玉で、久保田氏が長年収集してきた貴重な芸術品でした。

本館は伝統的な日本の建築で、久保田氏が仕立てた華麗な一竹辻作花染めの着物作品を並べて展示しています。富士山のイメージで作られた作品が多い、着物一点一点を並べていて一つの絵のように見えました。身が震えるほど壮麗な光景でした。
本館の二階には茶室があります。この茶室は、元々久保田氏の書房として使われていました。現在は茶室に改装され、一般の参観者も中に入ってお茶を飲みながら、久保田氏読書の気持ちを感じることができます。すごく静隠な場所でした。

皆さんいかがでしたでしょうか?たまには都会から離れて心を落ち着いた場所に心身を休めてみませんか?

特に秋に入ると館内の樹木は紅い衣装を纏うかのように紅葉し始めますので格別な雰囲気になります。絶対にお見逃しなく!

この秋久保田一竹美術館では年間を通じていろいろなイベントを開催する予定です。詳しくは美術館の公式ウェブサイトを見てみて下さい。


久保田一竹美術館
山梨県南部留郡富士河口湖町河口2255
Tel 0555-76-8811 Fax 0555-76-8812
HP:http://www.itchiku-museum.com

Posted : 2014.10.14